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今月の薬膳

梅雨の合間の爽やか薬膳茶

2020.06.16

 

 

 

 

 

レモングラスの香りには、人の脳を刺激する作用があり、疲れたときや元気がないときに気持ちをリフレッシュさせてくれます。
精油には、消化促進や胃もたれの改善、鎮痛、殺菌効果があるとされ、ニキビの薬、虫除け、アロマテラピーなどに利用されます。ハーブティーにすることそのさわやかな香りを味わえます。

ハマナスのつぼみを摘み取り、風通しのよいところで陰干ししたものは生薬になり、玫瑰(まいかい)と称される。漢方では6 – 8月に採取して天日乾燥した花蕾は玫瑰花(まいかいか・メイグイファ)と呼ばれ、八重咲きの種の花蕾も通常のハマナスと成分が同じで、同様に取り扱われている。玫瑰花には、イライラを鎮めたり気の流れや血の流れを良くする作用があると言われる。ストレスによる胃痛や下痢、月経不順に良く使われ、通常は熱湯を注いでお茶として飲まれる。民間療法では、矯味、矯臭、抗炎症薬として月経不順、リウマチ、打撲にお茶にして飲まれたり、完熟前の橙黄色の果実を使って35度の焼酎に3か月漬けて果実酒にして、暑気あたり、低血圧、不眠症、滋養保険、疲労回復、冷え症などに、就寝前に盃1杯程度を飲用に用いられる。アイヌの間では腎臓の薬として知られ、むくみの解消に根や実を煎じたものを飲んでいた。
また、ビタミンCの豊富さから、美容面での効果も期待される。

 

 

 

 

ハマナスの花