お知らせ
薬木の森便り ~2023秋~
2023.10.13
猛暑の2023年の夏でしたが、急に涼しくなり寒暖差に体調管理が難しいこの頃です。
2023年10月8日は、二十四節気(にじゅうしせっき)の「寒露(かんろ)」。寒露とは、草花に降りる冷たい露のことです。この時期、山野では紅葉が始まり、秋の草花も見頃となります。
当医院の薬木も夏の疲れから少し回復しつつあります。秋の様子を少しお届けいたします。
紫式部(ムラサキシキブ) 平安時代の作家、紫式部と同じ名前を持ち、古くから日本に自生している美しい植物です。. 名前に「紫」と入っていますが、その名前の通り、紫色でつやのある実を付けるのが特徴です。(BOTANICAより引用)
抗菌・止血・収斂作用など。一般に、出血、痔、そして水虫などといった症状に対して、その改善目的で利用されています。(GAROPより引用)
金柑には、ビタミンCの栄養が豊富に含まれています。
ビタミンCは、美白や美肌効果が高く、女性にうれしい効果がある栄養です。
また、ビタミンCには免疫力をアップさせる効能があることにも注目です。
風邪予防や風邪を引いたときの改善として、ビタミンCは効果を発揮してくれます
その他にも民間薬としての効果もあります。
かりんには、クエン酸やリンゴ酸が含まれているため疲労回復に効果が期待できます。クエン酸は梅干しやレモンなどにも含まれている成分で、体内の乳酸などの疲労物質の素早い分解を促進する働きがあるため、摂取することで身体の不調や疲れが回復しやすくなります。その他、のどの炎症を抑えたり、免疫力を高めたり、カリウムが豊富に含まれているため水分代謝を良くする効果もあります。
シュウメイギク(秋明菊)