お知らせ
薬木の森便り・白椿が咲きました
2020.03.16
ツバキは木偏に春と書き、歳時記には春の季語となっていますが、実際には暖地では1月の終わりごろから3月にかけて開花します。
椿の種子には60%の脂肪油が含まれていて、軟膏基剤、頭髪用、食用、燈火用と繁用されています。また、この脂肪油は不乾性油で粘着性が少なく、
空気酸化による酸化物も生じにくいことから、精密機械油等にも利用されています。
https://www.hmaj.com/medicine_winter.html より引用
◆花、葉を採取して陰干しにして乾燥させます。
生薬(しょうやく)で、山茶(さんちゃ)といいます。
種子は、ツバキ油にします。
◆薬効・用い方
乾燥した花は、滋養強壮、健胃・整腸に1日量10グラムを、水0.5リットルで、約半量まで煎じて服用します。成分には、アントシアニン、ユゲノールなどを含みます。
また、滋養強壮には、細かく刻んで約2グラムを湯のみに入れて熱湯を注いで飲みます。
新鮮な葉には、タンニン、クロロフィルなどを含み、切り傷、擦り傷、おできなどに、すりつぶして患部に塗布します。または、新鮮な葉5〜6枚を、蒸し焼きにして、ツバキ油と練り合わせて同じように塗布します。◆
http://blog.goo.ne.jp/momono11/e/68211bb8dd553f79d1fb2453acf0f27c より